DNA-encoded chemical library (DECL) は核酸や細胞内タンパクに対しても使われるようになってきました。この記事ではその展望をまとめます。...
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大学に勤める研究者 。専門は分子生物学とデータサイエンス。【略歴】医師免許取得後、研修医を経て大学院入学、博士号取得。アメリカでのポスドクを経て、現在は日本国内の大学教員をしている。
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Web masterの記事一覧
比較的最近になり、創薬においてDNA-encoded chemical library (DECL) 技術が使われるようになりました。この記事ではDECLを概説します。...
創薬研究においては公開されているデータを効率よく集めるというのがスタート地点になります。本記事では、化合物やタンパクについて、創薬研究の最初の時点でよく使われているデータベースを紹介します。...
化合物-タンパク相互作用 (chemical-protein interaction, CPI) 予測モデルを開発するには、化合物とタンパクを数値に変換することがまず必要です。ここでは代表的な手法について紹介します。...
化合物-タンパク相互作用予測をより正確に行うために、まだまだ改善するべき点が残されています。この記事では2022年12月時点での代表的なトピックスを紹介します。...
化合物とタンパクの相互作用 (chemcial-protein-interaction, CPI) を予測する人工知能 (AI) が近年さまざま登場しています。ここではAIの中でも特に深層学習を使った方法を概説します。...
ヒトのT細胞受容体(TcR)遺伝子は非常に複雑な構造になっています。この記事ではそれらの概要と調べ方を紹介します。...
次世代シークエンサー (NGS) を使ってウイルスを検出するためにはさまざまなステップがありますが、この記事では各ステップで使われている主要なツールを紹介します。...
コロナウイルス研究を支えているのは情報科学による解析手法や各種データベースです。この記事では、これまで使われてきたリソースを紹介します。...
SARS-CoV-2にはさまざまな変異株があります。この記事ではそれら変異株の中でも特に大事な5つに絞って、どのような変異株なのか概説します。...
COVID-19の原因となるウイルスSARS-CoV-2はさまざまな変異株があり、それらは独特の名前で呼ばれています。変異株の命名ルールを概説します。...
T細胞受容体 (TCR) と抗原ペプチドの結合は獲得免疫において重要なステップであり、これまで数多くの免疫学者による実験が行われてきました。機械学習技術の台頭とともに、その結合の予測にも使われるようになってきました。この記事では、特に深層学習による抗原ペプチド結合予測手法を俯瞰します。...