災害医療も大きく発展していますが、最も大事なことは災害からなるべく身を守ることです。
自然災害は予知できないため、完全に防ぐことは不可能ですが、自分の住む地域にどんな災害の危険性があるのか、どこへ避難すればいいのかなどを事前に知っておくことが重要です。
そこで、防災の日をきっかけにして再確認したいハザードマップの使い方をまとめました。
地方自治体が作成するハザードマップ
多くの市区町村では、高潮や洪水、火山、土砂など地域に応じたハザードマップを作成しウェブサイトでも公表しています。
例えば東京都は、現在想定する最大規模の高潮で河川が氾濫したときに浸水が起きる区域を「高潮浸水想定区域図」として公表しています。
これによれば、23区の東部にある3区は9割の場所が浸水することになります。
被害の規模だけでなく、いざという時の避難方法や場所なども記載されています。
重ねるハザードマップの使い方
国土交通省がウェブサイトで提供する重ねるハザードマップもチェックしておきましょう。
土地名を入力して地図を開き、洪水土砂災害などのアイコンをクリックすると、想定される危険な地域が地図上に重ねて表示されます。
例えば名古屋市で検索してみます。
左上の洪水ボタンを押すと、このように名古屋市の西部を流れる川沿いに特に大きな災害が起きると考えられていることが分かります。
同様にして、津波ボタンを押すことでどこが危険なのか、
土砂災害の危険性はどうかということを調べることができます。
「すべての情報から選択」から、緊急時の避難場所も表示することも可能です。
それぞれの災害に応じた避難場所が表示されるので、最寄りの場所については把握しておきましょう。
もちろん万が一の時のための防災グッズの準備も忘れずに。
Yahoo!天気・災害
実際に災害が起きそうな時、又は起きている時には Yahoo!天気・災害がおすすめです。
なぜかというと、警戒レベルや雨雲の動きなどの情報をリアルタイムで得られるからです。
一昔前はテレビやラジオ・新聞でしか情報を得ることができませんでしたが、今ではインターネットで自分で主体的に調べることができます。
防災の日をきっかけにして、もう一度ご家族で再確認しておきたいところですね。
関連サイト・図書
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心肺蘇生法とAEDの使い方 【いざという時のために救急講習を受けよう】
まとめ
最後に今回の内容をまとめます。
- 自治体がハザードマップを発表している
- 国土交通省の重ねるハザードマップは複数の情報をまとめて閲覧できる
- 防災グッズの準備も忘れずに
今日も【医学・生命科学・合成生物学のポータルサイト】生命医学をハックするをお読みいただきありがとうございました。