【参加報告】持田財団フェローシップ贈呈式

海外への研究留学を目指す上で避けて通れないのはフェローシップの獲得です。

医者の場合、所属している大学医局の強いコネで先方から給料も出していただくことが多いようですが、基礎医学系や生命科学系の場合、基本的に海外に行った最初の頃は無給で働くことになります。

そのあたりの事情は海外研究留学のための助成金・フェローシップ【経験談あり】に書いたのでもしよければご覧ください。
[getpost id=”1715″ title=”関連記事” ] 今回、幸いにして持田記念医学薬学振興財団 様のフェローシップをいただくことができたので、その贈呈式に行ってきました。

贈呈式は11月に東京で行われる

贈呈式は11月に東京駅そばの某ビルで行われました。レンタル会議室を中心としたビルでした。

持田記念財団様は1980年代から毎年多数の研究者を支援しており、現在までに総額50億円以上を無償支給しています。

留学フェローシップは全国で20名なのですが、財団の他の研究助成・学術賞を受賞した先生方もいらっしゃるので、研究者だけで100名以上、それに来賓の方やマスコミの方も合わせれば200名近くの方が集まりました

選考過程について説明があった後、授賞式です。100名以上の研究者の名前を司会者が1人ずつ読み上げ、名前を呼ばれたら立ち上がって会釈するというスタンスの贈呈式でしたが、びっくりしたのはその様子はカメラで取られていて、前方にある大型スクリーンに映し出されるということです。

いただいたのは、このようなA4大のもので、中には持田財団様を象徴する絵と、贈呈証書が見開きで入っていました。

学術賞セミナー・懇親会

贈呈式が終わった後は、持田財団の学術賞 (毎年2名) を受賞された先生による記念セミナーです。

今年は東京大学の浦野泰照先生と大阪大学の竹田潔先生が受賞されました。

生命医学系の研究者で知らない人はいないほどご高名な先生なので、お話もとても素晴らしいものでした。

その後場所を移して立食式の懇親会がありました。他分野の先生方と知り合える絶好の機会ですので、チャンスがあれば積極的に交流するといいと思います。

まとめ

今回は幸運にも歴史あるフェローシップをいただくことができました。

今後もより一層生命医学研究者としてステップアップしていきたいと思います。

今日も【医学・生命科学・合成生物学のポータルサイト】生命医学をハックするをお読みいただきありがとうございました。

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