生命科学と工学の融合領域が合成生物学と呼ばれている学問分野です。
合成生物学では、生命科学の原理やツールを使って、より有用なものをつくり、それを社会に還元したりさらなる生命現象の探求したりします。
この記事では、そんな合成生物学の学習に使える動画リストを集めました。
合成生物学とは何かが学べる動画
「What is Synthetic Biology?」という動画では、合成生物学についての2分間のイントロを視聴できます。
「Synthetic Biology Explained」では、6分間のアニメを通して合成生物学が今できること、将来できるようになることについて説明されています。
「Synthetic Biology, explained」は、応用的な側面や、学生の合成生物学世界大会であるiGEMなどについて4分間で説明してくれます。
「What is synthetic biology to you? | Charting future paths of open synthetic biology」は、合成生物学を使って解決したい課題について、複数の研究者がとても短い時間で抱負を述べています。
合成生物学の基本コンセプトについて学べる動画
合成生物学は、最先端の生命科学を応用していきます。そのため、生命科学やバイオテクノロジーに深い知識が要求されます。
それらを身につけられる動画として、例えばCRISPR技術についての動画があります。
遺伝子合成
データをDNAに貯蔵する方法
Direct evolution
マイクロ流体デバイスのトーク
RNAベースのパーツの話なんかもあります。
こちらのリストによくまとまっているので他のものもご覧ください。
合成生物学に使われる基本的な実験手技を閲覧できる動画
基本的な分子生物学実験についてもYouTubeでみることができます。
例えば大腸菌を形質転換する方法、
DNAを抽出する方法
組織培養法
こちらのリストによくまとまっているので他のものもご覧ください。
合成生物学の一般講演
合成生物学の専門家ではない研究者や意欲的な学生さんに向けたセミナーもあります。
細菌をプログラムする方法
細胞シグナル伝達を再構成する
遺伝子ドライブ
など、その道の大御所がわかりやすく講義をしてくれています。
動画のリストはここにまとまっています。
関連図書
この記事に関連した内容を紹介している本はこちらです。
まとめ
最後に今回の内容をまとめます。
- 合成生物学の情報はYouTubeにもある
- 英語なので、字幕を見れば聞き取れるくらいの語学力は必須
- 最先端の講義もあるので、高校生でも意欲があればどんどん勉強できる
今日も【生命医学をハックする】 (@biomedicalhacks) をお読みいただきありがとうございました。