尿酸値を下げる生活習慣【食事とレシピ本、運動】

健康診断で尿酸値が高いといわれた方は少なくないと思います。日本国内には、1000万人近くの痛風予備軍の方がいるとも言われています。

この記事では、尿酸値を下げるための生活習慣についてまとめました。

この記事の内容

尿酸値を下げる基本は生活習慣の見直し

尿酸値が高いと、ある日突然、痛風という病気を引き起こしてしまいます。

原因の多くは、プリン体を多く含む食品やカロリー・アルコールの過剰摂取、運動不足などの生活習慣が原因となります。

尿酸値が高い状態 (高尿酸血症) や痛風は生活習慣病の1つですので、尿酸値を下げるには生活習慣の改善が第一です。

プリン体を多く含む食品や高カロリー食を控えましょう。
プリン体が多く含まれる食品として、鶏・豚・牛のレバー、カツオ、魚の干物などがあります。

乳製品に含まれているカゼインとラクトアルブミンは、尿酸の排泄を促す働きがあります。

牛乳なら１日２００ｍｌ（コップ1杯程度）を目安に摂取しましょう。

プリン体を多く含むお酒としてビールがよく知られていますが、プリン体がどれくらいあるかに関係なく、お酒は体内でプリン体を分解して尿酸値を増加させてしまいます。

お酒の1日の摂取量の目安としては、ビール500ｍL (日本酒1合、ウイスキー60ｍL) 程度といわれています。

肥満は尿酸値を上げることが知られています。適正体重を維持するためには、食事や飲酒制限だけでなく、週3回程度の軽い運動を心がけましょう。

無理のない範囲の有酸素運動がお勧めです。

また運動をすることで、尿酸値だけでなく血圧や血糖値も下がってきます。

痛風の患者さんはたくさんいるので、ありがたいことに食事のレシピについてもたくさんの知恵が集まっています
例えばクックパッドには、痛風のレシピがたくさん投稿されています。

また、栄養の専門家が監修した痛風のレシピ本も市販されていて、人気がある本としては

などがあります。

尿酸値を下げる薬もありますが、薬に頼りすぎず、生活習慣も並行して改善していくということが大事ですね。

最後に今回の内容をまとめます。

今日も【生命医学をハックする】 (@biomedicalhacks) をお読みいただきありがとうございました。