Grammarly: 英文添削ツールの決定版 【無料版もある】

Grammarly英文のクオリティを上げたい人におすすめのサービスです。

無料でスペルミスだけでなく、動詞の単複や、日本人にはなかなかaやtheといった冠詞のミスを訂正してくれます。

Grammarlyの使い方

Grammarlyは英文添削ができるツールの決定版です。
まず、この動画をご覧ください。
https://youtu.be/3YIpF1hlwm8?t=9

スペルミスやコンマ・アポストロフィの抜け漏れなどを次々に修正してくれています。これなら英文修正もサクサクこなせそうです。

Grammarlyは2009年にスタートしており、最初は大学向けの有料サービスでした。

今でも世界中の600を超える学術機関に導入されていて、日本では国際基督教大学や千葉大学では学生たちが自由にGrammarlyを使える環境にあるそうです。

chrome版

先程の動画の中ほどにchrome版の説明があります (クリックするとその部分から再生します)。
https://youtu.be/3YIpF1hlwm8?t=35

Chrome版ということになっていますが、 Firefox・Safari・Edgeなど各種ブラウザに対応していて、Gmail、Facebook、Slack、WordPressなどブラウザでテキスト入力する部分はすべて自動リアルタイムチェックが行われます。

スマホ版

素晴らしいことに、スマホ版もあります (クリックするとその部分から再生します)。
https://youtu.be/3YIpF1hlwm8?t=52

以前はandroid限定だったのですが、最近iOSにも対応するようになりました。

Grammarlyのできること

2019年7月に、Grammarlyの機能が大幅にアップデートされました。

これまでのGrammarlyはスペルミスや文法の誤りを訂正するといった正しい文章を書くためのツールでしたが、このアップデートの後はより高度な提案もしてくれるようになりました。

これまでの「正確さ(Correctness)」に加えて、このアップデートにより新しく「明確さ(Clarity)」「魅力(Engagement)」「言葉遣い(Delivery)」が追加されました。

例えば、不明瞭だと思われる文章に下線がつきます。同じ言葉が何度も繰り返し出てくるのはあまりよくないので、代わりに使ったほうがいい言葉の提案もしてくれます。

さらに、フォーマルなのかインフォーマルなのか、あるいは論文などのアカデミックなのかそれとも一般的な文章なのか、といったように、どんな文章を書こうとしているのかを選択でき、それによって提案される項目も変えてくれます

ニーズに合わせた提案をしてくれるので、文章を書くことに集中できるようになります。

提案された項目については、なぜ間違いなのかを教えてくれた上、訂正が必要ならばワンクリックだけで修正することができます。分かりやすい動画があったのでご覧ください。

無料版と有料版

Grammarlyには、無料版と有料版があります。

無料版は、およそ150種類の文法ミスと単語のスペリングミスのチェックのみですが、簡単な英文チェックやTOEFL等の資格試験のライティングの勉強には十分すぎる機能があります。

語彙の正確性以外の高度な修正提案は、有料版で受けることができます。

1ヶ月30ドルまたは年間140ドルかかりますが、これが高いか安いかは人それぞれだと思います。

無料版に登録してしばらくすると有料版の割引メールがくるので、有料版を検討する場合はこのタイミングプレミアム会員になるのがオススメです (50%オフになることもあります)。

Grammarlyを使った感想

Grammarlyが特に向いているのは、

英文ライティングを上達させたい学習者
英文で仕事のメールを作るビジネスマン
英文でレポートや文章を書く学生

など、意欲的な学習者と日常的に英語に触れている人たちです。

私は有料サービスを使っていて、その投資の価値があると思っています。日常の英文メールから、論文の英文校正までお世話になっています。

一方で弱点もあります。このサービスは、ある程度は英作文ができる人が、長い文章をざっとチェックする目的で使うものだと思いました。

文章全体の構成を考えるのは、あくまで文章を書く人です。

機械判定により提案された項目を修正するか判断するのも自分の仕事であり、英語があまり分からないという方には向かないサービスです。

自分に向いているサービスなのか、まずはchromeの拡張機能を無料でインストールし、使い勝手を体験してみると良いかもしれません。

最後に、アウトプットという意味ではライティング学習とスピーキング学習はセットです。

ライティング学習にはGrammarlyがとても優れていますが、スピーキングの対策にはカランメソッドというのがオススメです。

もしこちらにも興味があれば、カランメソッドステージ10までの体験談【レベル・所要時間・効果】も合わせてどうぞ。
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まとめ

最後に今回の内容をまとめます。

  • Grammarlyは英文添削ツールの決定版
  • 語彙の正確性だけでなく、わかりやすさや単調じゃないかなども調べてくれる
  • あくまで提案してくれるだけであり、それを判断する執筆者の語学力が必要である

今日も【医学・生命科学のポータルサイト】生命医学をハックするをお読みいただきありがとうございました。

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